先週見てきました。
近年マーブルコミックの映画化がたくさん行われております。
正直スパイダーマン以外はどれもパッとしない印象ですが…面白かったです。
うんちくを交えてお話ししますとキャプテン・アメリカ(以下キャップ)も他のマーブルコミックの作品と同じく非常に息の長い作品です。
リアルWW2の時代に連載が始まっています。読者は親しみを込めて彼をキャップと呼んでいます。
映画は原作とはちょっと設定が違うのですが許容範囲、良く2時間であそこまで詰め込めたなと感心しました。
作りも丁寧である意味お約束な展開な部分はありますがそのぶんわかりやすいと思います。
スーパーヒーローといえばその特殊能力が売りですが、キャップには特別な超能力はありません。
しかも基本的に持っている武器はシールド!盾ですよ!防御が目的の装備をキャップは攻撃の手段としても使います。
それ以外はまさに超人的な肉体のみがキャップの力なのです。そこが良い、キャップ最高。
格闘に盾を交えて攻撃、丸いシールドをフリスビーのように投げ敵を倒します。壁などにバウンドさせまた手元に戻ってくる一連のシールドアクションは実にかっこいい!
劇中の戦闘シーンは目玉の一つなのでぜひ堪能して下さい。
本編中は自己紹介も名前も呼ばれることがなかった人物が居ますがこれファンが見ると即バレの人物でして、
思わずニヤニヤしてしまいます。エンドロールのクレジットにはしっかり名前が出ていてやっぱりね!というサービスぶり。
またアメコミが映画になるときにいつも気になるのがコスチューム。大抵は黒で統一されたレザースーツで個性が死んでいるんですが、キャップのはカッコイイ!スケイルメイル感がよく出ています。
敵組織のハイドラはやはり黒コスチュームなんですが武装に青く輝くエネルギー部分が良いアクセントになっています。
普通敵と戦うときには徹底的にぶっ潰す。パワーにはパワーで対抗するのがお約束。
だけどキャップの場合は力以上に精神的な物が加わっているのが違う。そこが他のヒーローとは一味ちがうんじゃあないでしょうか。
コミックにおいてもキャップは超人能力的においてトップじゃありません。パワーだけなら強い奴は無数にいます。
それでも尚、他のヒーローが一目置く存在なのがキャップなのですよ。数々の複合チームでの戦いにおいてリーダー足りえる資質を持っている。そこがキャップがキャップたる所以なのではないでしょうか。
私はアメコミヒーローの中でキャップがダントツに好きです。良くも悪くもアメリカの綺麗事の部分、スピリッツを全身で体現していると思います。
映画は全体的にほぼ満足。でも最後の方に特典的に入っている映像はちょっと要らないと思いました。
キャップ以降に公開されるマーブル映画は断続的に関連性があり、来年公開するアベンジャーズへとつながっていきます。
キャップだけであと2本ぐらい見たかったなぁ…。
キャプテン・アメリカ~帝国の野望~(字幕 [VHS]
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